川崎医療短期大学 e-ポートフォリオ - システム説明

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川崎医療短期大学 e-ポートフォリオとは

川崎医療短期大学 e-ポートフォリオ(以下e-ポートフォリオ)システムについて、Q&A方式でまとめました。

【質問1】e-ポートフォリオとは、どういうものですか?

e-ポートフォリオとは、インターネットを利用して、お子様と保護者と教員が相互の連携を深め、学業、および学生生活を支援するためのシステムです。本学は平成22年度に「学士力向上のための統合的教育戦略」プログラムが文部科学省のGP(Good Practice)事業として採択され、その成果としてこの教育支援システムを導入しています。

【質問2】e-ポートフォリオでは、どのようなサービスがあるのですか?

以下の6つのサービスがあります。


  1. 個別BBS:お子様・保護者の皆様が、特定の教員に対し相談・質問できる掲示板です。
    相談・質問内容は、他の人が見ることはできません。掲示板に書き込み(相談・質問・返答)があった場合、該当する教員と、お子様、そして保護者の方が登録されているメールアドレスにeメールが届きます。そのため、書き込みを見過ごすことはありません。

  2. テーマ別BBS:教育・修業力育成に用いる掲示板です。
    教員とお子様が課題について議論したり、質疑応答をしたり、あるいは教員がお子様に連絡事項を伝えたりするために用います。掲示板に書き込み(連絡・質問・返答)があった場合、書き込みがあったことを該当する教員と、お子様の登録メールアドレスに直ちに通知されます。

  3. 個別成績:お子様個人のGPA(平均成績係数:【質問9】参照)が、学科内でどの位置にあるかを視覚的に確認することができます。セキュリティを考慮して、成績の公開期間は学期末に限定されますが、経時的にご確認することにより、成績の推移を追跡することができます。

  4. 卒業研究支援システム:卒業研究をする上で、お子様がテーマに対する理解を深め、内容を整理することができるように教員が指導するための掲示板です。

  5. 電子出席簿:お子様の授業への出席状況が記録されます。授業を欠席した場合、お子様本人と保護者の皆様の登録メールアドレスに直ちに通知されます。そのため、お子様本人は自分自身の出席数を確認でき、保護者の皆様においてはお子様の生活状況を把握することが可能になります。

  6. レポート提出記録:各授業におけるレポート提出の状況、提出の遅延状態を閲覧することができます。お子様本人は自分自身のレポートの提出数を確認でき、保護者の皆様においてはお子様の学習状況を把握することが可能になります。

【質問3】e-ポートフォリオを利用するには、どうしたらいいのですか?

  1. 入学後に送付されたログインIDパスワードを入力して、ログインしてください。
    ログインIDとパスワードは、セキュリティ維持のために大切に保管してください。また、再発行方法については【質問4】をご覧ください。

  2. 本サービスのご利用に、費用はかかりません。ただし、インターネットを利用するため、携帯電話での閲覧およびメールに対してはパケット代が発生します。

  3. メールでの連絡を行いますので、よく使われるメールアドレスをご登録願います。ほとんど使用されないメールアドレスや、間違ったメールアドレスを登録された場合、本サービスからの連絡がリアルタイムで届かないことになり、本サービスを有効にご利用いただけません。また、メールアドレスを変更した場合も、速やかに登録内容の変更をお願いします。

【質問4】ログインIDとパスワードを忘れた場合、どうしたらいいのですか?

  1. 初回ログイン時に「秘密の質問」という設定を行ってください。パスワードを忘れた場合、この「秘密の質問」とお子様の生年月日を答えることで新しいパスワードを発行することが出来ます。

  2. 「秘密の質問」の答えを忘れた場合、パスワードの再発行につきましては、個人情報保護のため、公的機関発行の証明書の提出等による本人確認をさせていただくことになっています。
    パスワード再発行の申込は、郵送のみによる受付とし、窓口・電話・FAX・eメール等での申込は、お受けできないことにご注意ください。
    なお、申込時に提出していただく書類は、証明書発行以外の目的には利用いたしません。

    • 《送付先》
        〒700-0821 岡山県岡山市北区中山下二丁目1番70号
           川崎医療短期大学 事務室 宛
        ※表に「e-ポートフォリオ・パスワード請求」と朱書きすること

    • 《送付するもの》
      1. 保護者の身分証明書のコピー
         「運転免許証」「健康保険証」「パスポート」等、公的機関が発行したもののコピー
      2. 以下の必要事項を記載した用紙を添付してください。(書式自由)
         ・学生氏名(ふりがな)
         ・保護者氏名(ふりがな)※自筆署名が必要です
         ・連絡先(ご自宅の住所、電話番号、日中の連絡先、メールアドレス)
         ・学科名・学籍番号
      3. 返信用封筒(長形3号(23.5×12.0㎝))
         封筒に宛名を明記し、郵送料分(84円(速達の場合344円))の切手を貼付のこと
         (自宅郵送のみ受付けます)

    ※尚、再発行までには1週間程度かかります。
     また、本件のために発送いただいた書類は返却いたしませんので、予めご了承ください。

【質問5】e-ポートフォリオにメールアドレスを登録し、個別BBSに書き込みがありますがメールが届きません。どうしたら届くようになりますか?

スマートフォンの迷惑メール設定によってはメールが届かないことがあります。「kawasaki-m.ac.jp」からのメールを受信できるようにしておいてください。

【質問6】一度e-ポートフォリオに登録しましたが、メールが頻繁に届くため、登録を取り消したいのですが、どうしたらいいのですか?

  1. お子様が在学中は登録を取り消すことはできません。しかし、登録しているメールアドレスを消去することで、e-ポートフォリオからの通知を止めることは可能です。

  2. お子様が卒業・退学した場合、自動的に登録は抹消されます。

【質問7】e-ポートフォリオについて不明なことがあるのですが、どこに問い合わせたらいいのですか?

事務室宛にメールでお問い合わせください。
shomu@jc.kawasaki-m.ac.jp

【質問8】e-ポートフォリオのメリットはどういうところですか?

  1. 教員に質問・相談したいが電話をかけるのは億劫であるとか、電話をかけたが教員と連絡がつかないといった場合、e-ポートフォリオの個別BBSからご質問・ご相談ください。教員との連絡が取りやすくなります。

  2. 成績通知書に記載されている評価やGPAでは、お子様の学科内での成績順位や、講義レベルに適応できているかどうかがわからないといった場合、学期末に公開されるe-ポートフォリオの個別成績をご覧ください。学科内のGPAの平均や、上位集団や下位集団の境界線が、お子様のGPAとともに表示されていますので、お子様の学科内での相対的な成績の位置が判ります。

  3. 電子出席簿やレポート提出簿によって、お子様が授業に出席しているのか、遅刻の頻度がどの程度なのか、レポートを遅滞なく提出しているかなどの情報を閲覧でき、お子様の状態を把握することができます。

  4. 保護者の皆様に、お子様の卒業・留年・資格試験の合否について予想できる情報を提供できます。

  5. 今後のお子様の教育について、保護者の皆様と教員との連携を迅速に進めることができます。

  6. 担任に相談したが納得できる返答を得られないので、学科長に相談したいといった場合、e-ポートフォリオの個別BBSから学科長に直接相談できます。

【質問9】GPAとは、どういうものですか?

  1. GPAとはGrade Point Averageの略で「平均成績係数」を意味します。お子様一人一人の総履修科目に対する成績の平均を数値で表すもので、個人の履修状況や成績を表す指標値です。本学では、個人の学修意識・学習意欲の向上や、成績の振るわない者に対してのきめ細かい学修指導を行うための資料として活用していきます。

  2. GPAの計算では、個人が履修した各科目の成績評価に一定のGP(Grade Point)を与えます。
    このGPは下記のとおりです。
    (1) 優S(90~100点)GP = 4(きわめて優れた成績)
    (2) 優A(80~89点)GP = 3(優れた成績)
    (3) 良B(70~79点)GP = 2(十分と認められる)
    (4) 可C(60~69点)GP = 1(合格ではあるが十分ではない)
    (5) 不可D(0~59点)GP = 0(合格のレベルに達していない)
    (6) 評価不能EGP = 0(出席不足、試験未受験)
    (7) 単位保留HGP = 0(追加指導で合格の可能性がある)


  3. 付与されたGPを用いて、次の式でお子様個人のGPAを算出します。
    GPA =  (履修登録した科目の単位数 × その科目のGP)の総和 
    履修登録した科目の単位数の合計


  4. GPAが著しく低い場合は、所定の在学期間で卒業することが困難になる可能性が高くなります。GPAは「可」の評価が多い場合、「再試験」の科目が多い場合、「不可」、「E(評価不能)」、「単位保留」の科目が多い場合に、低い値を示します。単に単位を修得すれば良いという安易な考えではなく、医療・福祉の専門職を目指すために、より深い知識・技術を身につけようと、お子様が努力した結果が反映される数値となります。

  5. e-ポートフォリオでは学期ごとの個人のGPAの推移が表示されます。同時に示された学科内の平均や、上位集団や下位集団の境界線を参考に、お子様の修学状況や取り組みの成果を確認することができます。