授業科目  単位数  時間数  授業形態
倫理学(藤原・寺尾) 2 30 講義
 開設学科、必修・選択の別、年次
看護科 臨床検査科 放射線技術科 医療介護福祉科 医療保育科
選択
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開講期・
曜日・時限

[後期](月)1時限  
到達目標
授業概要

 倫理学に明快な答えはないものの,医療・福祉専門職として求められる生命の尊重と人間の尊厳
に基づいた倫理観を学び,さらに臨床場面で生じる倫理的諸問題について理解し,倫理的態度,判
断力を養う基礎作りのために主として生命倫理学を中心に学ぶ。
担当教員
*:非常勤講師
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藤原 芳朗 寺尾 香里
授業計画
1 倫理学を学ぶにあたって
2 生殖医療と生殖補助医療の倫理
3 人工授精と体外受精
4 卵子保存と代理出産
5 出生前診断の技術と人工妊娠中絶の倫理
6 脳死は人の死といえるか
7 脳死者からの臓器移植
8 終末期医療とホスピス
9  インフォームド・コンセント〜医療関係者と患者〜
10 安楽死と尊厳死の倫理
11 医療事故と医療過誤
12 先端医療と倫理1 再生医療(iPS,ES細胞,細胞シート,細胞マトリックス)
13 先端医療と倫理2 遺伝子診断,遺伝子治療
14 先端医療と倫理3 クローン技術,エンハンスメント
15 人間の尊厳
   
アドバイス
(準備学習について)
 医科学の急速な進歩に倫理が付いて行けないのが現状です。例えば,新修正前診断は,母体の少
しの血液で胎児染色体異常がわかり,遺伝子診断は唾液や口腔粘膜の一部で,将来かかる病気のリ
スクがわかります。どこかで歯止めをかける,あるいは許される基準を作る必要があります。それ
が倫理です。必ず,新聞等で最新の生命・医療の倫理について確認してください。
テキスト
書名 著者名 出版社 発行年 担当教員
医療・生命倫理学ノート 藤原芳朗 柳本印刷 2014  
参考書
書名 著者名 出版社 発行年 担当教員
【なし】        
テキスト等
コメント

 日常的に新聞その他を読み,生命倫理上の諸課題を自分の問題として捉える努力をしてくださ
い。
成績評価
の方法
留意事項
 定期試験8割,毎講義後の理解確認テスト1割,レポート1割程度で総合的に評価します。
オフィスアワー
その他コメント
 質問等は講義終了後の時間にお願いします。