地球上には，約150万種もの生きものが存在している。このような多様な生きものの生命現象や
ヒトと自然とのかかわりあいの中で我々は生きている。ヒト自身を深く理解するためにも，生物全
体を学び，生物を知ることが重要である。
　この授業は，理系科目未履修者向けです。専門知識習得の前に生物学の基礎の基礎を習得するこ
とを希望する学生向けに，編成されている。
　

1. 体のなりたち（器官・組織）
2. 細胞とは？
3. 生体を構成する元素と物質１（糖・タンパク質）
4. 生体を構成する元素と物質２（脂質・核酸）
5. 細胞の分裂
6. 個体生殖と発生
7. 遺伝と遺伝子
8. 感覚と神経
9. 運動・筋肉
10.恒常性
11.免疫
12.機能の調節１（神経調節）
13.機能の調節２（ホルモン）
14.光合成
15.生態系

　ヒトの体について学ぶ前に，生物に共通する仕組みの理解を深めてもらいます。参考書を手元に
用意することを勧めます。医療保育科の方は，授業後に，入学前学習資料集（39ページ）の理科の
ところで挙げられている項目について復習するのもよいでしょう。

　指定教科書を購入してください。必要に応じてプリントも配付します。図書館にある書籍を参考
にしてください。

　総合評価＝出席状況＋定期試験の結果＋提出物

　オフィスアワーは特に設けません。質問は基本的に授業終了後にメールで受けます。その他の質
問があるときは研究室在室中ならば受け付けます。