授業科目  単位数  時間数  授業形態
物理学III 2 30 講義
 開設学科、必修・選択の別、年次
看護科 臨床検査科 放射線技術科 介護福祉科 医療保育科


選択


開講期・
曜日・時限

到達目標
授業概要

 診療放射線技師のための(放射線医学・医療用)物理学の基礎として,運動とエネルギー,電気
と磁気,音波と電磁波,量子力学の基礎等について学習する。これらは医用物理学,医用電気電子
工学,放射線物理学等の多くの科目の基礎として,また,国家試験(理工学系)対策としても重要
であり,確実に理解し身につけることを目指す。
担当教員
メールリンク
*:非常勤講師
西村 明久
授業計画
1.運動とエネルギー(1)力と運動<直線・放物・円運動>
2.   〃    (2)仕事とエネルギー<力学的エネルギー保存則>
3.   〃    (3)単振動<振動エネルギーと振動方程式>
4.   〃    (4)運動量と力積<衝突と運動量保存則>
5.   〃    (5)気体と圧力<気体分子の運動・圧力と状態方程式>
6.電気と磁気(1)電気と電子<電界・磁界中の電子の運動>
7.  〃  (2)電気現象<クーロン力・電気量・比電荷>
8.光と電磁波(1)波と光の性質<波動方程式・音速・共鳴>
9.  〃  (2)電磁波<電磁波の性質と伝播>
10.  〃  (3)相対性原理の初歩<ローレンツ収縮と相対性原理>
11.量子論のなりたち(1)光量子<熱放射と光量子仮説>
12.  〃     (2)シュレーデインガーの波動方程式<古典力学から量子力学>
13.画像診断装置の初歩理論(1)核磁気共鳴<MR-CTの初歩>
14.     〃        (2)X線CT<原理と装置の初歩>
15.  〃        (3)超音波診断装置<ドプラーと超音波(US)>
アドバイス
 高校で物理を履修しなかった学生も対象として,分かりやすくライブ的な講義で進行!
 必修・国家試験科目「放射線物理学」のために,この「物理学III」(選択科目)は必ず受講し
て,単位取得すること!!
テキスト
書名 著者名 出版社 発行年 担当教員
放射線技師のための物理学 福田覚 東洋書店 2000 西村
参考書
書名 著者名 出版社 発行年 担当教員
放射線物理学の基礎 西村明久etc. 東海大学出版会 1990 西村
(診療)放射線技術学演習<理工学編> 西村明久etc. 東海大学出版会 1993 西村
(診療)放射線技術学演習<臨床編> 西村etc. 東海大学出版会 1995 西村
テキスト等
コメント

 上記の参考書は図書館にあります。参考書は,教科書の内容を,より深く理解するのに役立つ書
籍です。
成績評価
の方法
留意事項
 平常成績(出欠席,質問応答,小試験etc.)および定期試験の成績により,総合的に評価する。
オフィスアワー
その他コメント
 (医学・医療用)物理学を具体的に理解するために,テキストの各項目に“例題”(計算問題)
がついている。分かりやすく解説するので,講義後に必ず一度,解法を復習すること。
 定期試験で高得点とれること間違いなし!
 「オフィスアワー」(月・水,11:55〜12:45)