授業科目  単位数  時間数  授業形態
経済学 2 30 講義
 開設学科、必修・選択の別、年次
看護科 臨床検査科 放射線技術科 介護福祉科 医療保育科

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担当教員
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*:非常勤講師
山崎 嘉之
到達目標
授業概要

 経済社会の基本構造を理解した上で,医療保険制度をはじめ,老人保健,介護保険制度など,健
康保険制度の原理や構造を学び,応用領域としての医療における経済学の基本的枠組みを習得する
ことによって,我が国の医療政策の動向を概観できる知識を身につける。
授業計画
  1.医療サービスの特性(不確実性)
  2.医療サービスの特性(情報の非対称性)
  3.健康および医療資源の配分
  4.医療提供体制の現状と課題(その1)
  5.医療提供体制の現状と課題(その2)
  6.病院の非営利活動の目的とその仕組み
  7.わが国の医療保険制度の体系と保険技術の仕組み
  8.保険医療費の支払いの仕組み
  9.患者の自己負担とモラル・ハザード
10.現物給付と償還払い
11.混合診療
12.医療保険制度の財政収支
13.医療保険制度の問題点
14.高齢者医療制度の現状とその課題
15.まとめ
アドバイス
  講義では,プリントを配付し,授業計画に従って進めていきます。また困難な内容については,
できるだけ板書して説明したいと思います。
テキスト
書名 著者名 出版社 発行年 担当教員
アドバイスおよびコメントを参照        
参考書
書名 著者名 出版社 発行年 担当教員
日本の医療—統制とバランス感覚 池上直己・J.C.キャンベル 中央公論新社 1996  
ベーシック 医療問題 第3版 池上直己 日本経済新聞社 2006  
医療と福祉の経済システム 西村周三 筑摩書房 1997  
入門 医療経済学—「いのち」と効率の両立を求めて 真野俊樹 中央公論新社 2006  
社会保障入門 社会保障入門編集委員会編 中央法規出版 各年度  
テキスト等
コメント

 テキストは使用せず,プリントを配付します。出来れば前もってプリントに目を通して授業に臨
むことが望ましい。
成績評価
の方法
留意事項
 定期試験,出席状況等の総合評価とする。
オフィスアワー
その他コメント
 プリントのみならず,参考書,新聞,雑誌など日頃から問題意識をもって読書するようにしまし
ょう。